ブロック会長所信
(社)日本青年会議所北陸信越地区 福井ブロック協議会
会長 石本 康輝(武生JC)

共鳴!10LOMの活力(ちから)
~ 誇りある「ふくい」の共創に向けて ~
日本経済も回復の兆しが見えてきたとはいえ、地方経済においては一向に景気回復が実感として感じられず、我々を取り巻く社会情勢や地球環境は、未だ暗雲に覆われたままであり、晴れ渡る明るい未来は遥か遠くに感じるどころか、連日のように報道される社会モラルの欠如、理解し難い青少年の凶悪犯罪、地域や個人の格差問題、そして世界的な環境問題など、さらに厚い黒雲が迫っているように思えてなりません。福井県においても、地方交付税の削減と共に「格差」という言葉に怯え、「自立」という言葉を盛んに用い、住民主体のまちづくりを推し進めようとしています。この苦境を嘆いてみても、その責任を転嫁し現状の好転を他力依存していても、私たちの置かれている状況は何も変わりません。今こそ、私たちが本気で自分たちのまちの未来を考え、行動に移さなければならない時なのです。
情熱と行動力ある地域住民は、地域に根ざし、その地域の特化した課題に取り組み、大きな成果をあげられています。明るい豊かな社会の実現を目指す青年会議所運動も、自らがその存在意義を見つめ直し、会員個々が青年会議所会員たる自覚を持って行動しなければ、この時代における真の地域貢献には繋がらず、今後更に我々に求められることは、市民の先頭に立ち、新たな社会サービス創出の担い手として、地域の負託と信頼に応え、真に地域に価値を生む組織となることであり、その為には、青年会議所としての存在意義を再認識し、強い友情で結ばれた揺ぎ無い団結力と行動力をもった青年経済人が集うJCの強みを活かし、JCだからこそ出来る活動を行っていく必要があります。そして福井県内10LOMに対し、福井ブロック協議会の担うべき役割は、志高い青年達で構成され、強い連帯力で結ばれた10LOMの共鳴とその支援であります。
公益社団法人格の取得へ向けて
2008年度は公益法人制度の改革元年であります。この改革により公益法人団体の活動や会計が透明性の高い仕組みに構築され、公益法人格を持つ団体の社会的信用が高まり、税制上での優遇措置とともに地域における信頼を更に得ることが出来ます。福井ブロック協議会では、10LOMの公益社団法人格の取得の推進を図ると共にその支援を行います。但し、単なる手続上の支援や表層的な対策ではなく、公益社団法人格を持つ青年会議所としての真の目的と意義、そしてLOMがその地域で担うべき役割を熟慮頂くと共に、会員一人ひとりがその自覚と誇りを持つべく徹底的に議論を重ねながら推進していきます。
次代のJCを創る新入会員の育成
みなさんは何故、青年会議所に入会したのでしょうか。自身の見識や人脈の拡大といった自己研鑽のため、あるいは友人や先輩の勧めがきっかけであったかも知れません。入会の動機は様々でしょうが、JCに入会した以上、会員一人ひとりが青年会議所運動の意義を見出し自ら進んで行動を起こさなければなりません。個々の会員がJCでしか体験できない様々な活動に挑戦し、それを楽しむ。また、JC活動の中での素敵な出会いや機会に感動し、それらに大きな魅力と価値を感じる。そんな個人の集合体が、青年会議所の目的達成のための大きな原動力であるはずです。そしてJCは20歳から40歳までの青年で構成される単年度制の組織であります。この制度はその時代に活動する能動的な人たちによって常に構成され、活気溢れる組織の維持に必要であり、会員相互の英知を集約するのに欠かせないシステムであると考えます。であるからこそ、青年会議所には個の力が必要となります。会員の減少傾向の流れの中、各地会員会議所が新入会員の増強で組織の活性化を図ることは勿論のこと、入会された会員に対しブロック協議会として、JCの基礎を中心に育成の支援を行い、次代のJCを創る新入会員の育成を担います。
10LOMの活力(ちから)の共鳴
私たちの夢を実現するのが事業です。JCの魅力は「青年らしく」文字通り「青くさく」失敗を恐れず大胆な発想で果敢に挑戦することです。JCの事業は、会員個々が主体性を持ち事業を通して多くを学び、自己の成長に繋がるものでなければならないと同時に、地域全域から集う青年経済人の集合体としてグローバルな視野で地域全体を捉え、私たちが得意とする経営的発想と手腕を用いて確実に地域に成果を生み出さなければなりません。その活動の中で、会員間の熱い友情が育まれ、大きな感動が生まれるのです。当然のことながら各地会員会議所は、それぞれの地域において軸足の定まった事業を展開されています。愛する地域が更に発展するための、地域(まち)づくりや市民(ひと)づくりなど地域に価値ある活動を今後も推し進めていく上で、それらの活動を県内10LOMが共有し、互いに切磋琢磨することでLOMの活力(ちから)が更に向上し、それが「ふくい」のアイデンティティの確立へと繋がるのです。
協働運動の実践 ~ふくいの活力(ちから)を共創~
福井ブロック協議会の最大の魅力は、構成される10LOMが様々な事業や交流、そして試練を通して培った、強い友情によって結ばれた連帯力であります。この強い連帯力を持って10LOMが足並みを揃え、活力(ちから)を結集すれば、愛する郷土「ふくい」に最高の成果を生み出すことが出来ます。
現在、地球規模で悪化する環境問題は、もはや待ったなしの状況です。特に地球温暖化は、この福井県においても2006年から2007年にかけての異常な暖冬や猛暑続きの夏など、各々自身が実感として捉えられたのではないでしょうか。私たちには、イトヨやアベサンショウウオなどの天然記念物が生きる清らな川や緑豊かな山々、ラムサール条約に指定された三方五湖や勇壮な越前の海など、愛する郷土を守り子供たちに、その誇りと共に引き継いでいく義務があります。その責任を自覚しブロック協議会のスケールメリットを活かし、日本JCの推進する協働運動を10LOMの協働運動として同時展開し、環境問題と共に青少年の郷育(郷土を愛し誇りに思う心を育む)に取り組みます。
感動こそJCの魅力
全てのJC活動に感動があります。その情熱、一生懸命さに心が響き、共にやり遂げた達成感。
熱い友情に感謝し、共に流す涙。様々な経験や出会い。ありがとうの言葉。子供たちの笑顔。
理屈抜きでJCを楽しく思う。JCを好きだと思う。
そして福井ブロック協議会 10LOMの揺ぎ無い団結力と行動力。
10LOMの活力(ちから)を共鳴し、誇りと安寧を持って暮らす為、
愛する「ふくい」の活力(ちから)を共創しましょう。
